資産設計不動産

単身で中古戸建てを買う(2)、団信否決から住宅ローン承認まで

住宅ローンの事前審査に通り、売買契約も締結した3日後、持病を理由に一般団信が否決されました。この家を諦めないため、別の銀行で団信を先に審査してもらいました。

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不動産

2025年、40歳で杉並区の中古戸建てを購入しました。単身・単独名義で、親からの資金援助はありません。

実務編の第1回では、中古1軒と新築2軒を内見し、どうしても欲しかった中古戸建てに購入申込を出して、売買契約を結ぶまでを書きました。

三菱UFJ銀行の住宅ローン事前審査は承認され、売買契約も終わりました。しかし、その3日後、一般団信が否決されました。

今回は、そこから銀行を切り替え、住宅ローンの正式承認を得るまでを振り返ります。

問い合わせから入居までのタイムライン

日付 出来事
2月7日(金) 杉並区の中古戸建てに問い合わせ
2月15日(土) 最初の物件を内見
2月17日(月) 比較のため新築戸建て2軒を内見
2月18日(火) 最初の中古戸建てに購入申込
2月20日(木) 三菱UFJ銀行の住宅ローン事前審査が承認
2月24日(祝) 売買契約を締結し、手付金100万円を支払う
2月27日(木) 三菱UFJ銀行の一般団信が否決
3月5日(水) みずほ銀行の団信審査で加入可
3月6日(木) みずほ銀行の住宅ローン本審査が開始
3月13日(木) 住宅ローンが正式承認
3月23日(日) 引き渡し前の現地確認とリフォームの打ち合わせ
4月9日(水) 住宅ローンの金銭消費貸借契約を締結
4月24日(木) 融資実行、残代金決済、所有権移転、抵当権設定、物件引き渡し
5月11日(日) リフォーム完了
5月12日(月) 引っ越し、入居

今回は、2月27日の団信否決から3月13日の住宅ローン正式承認までです。

売買契約の3日後、一般団信が否決される

日付 出来事
2月27日(木) 三菱UFJ銀行の一般団信が否決

三菱UFJ銀行の住宅ローン事前審査は、2月20日に承認されていました。その結果を受けて、2月24日に売買契約を締結しています。

ところが、契約から3日後、持病を理由に一般団信が否決されました。事前審査に通っていても、住宅ローンの利用が確定したわけではなかったのです。

団信とは、団体信用生命保険の略称です。住宅ローンの返済中に契約者が死亡するなど所定の状態になった場合、保険金によってローン残高が返済されます。多くの住宅ローンでは団信への加入が借入条件となるため、団信に入れなければ、その銀行では住宅ローンを利用できないことがあります。

単身・単独名義の私には、収入を合算する相手も、ローンを分けて借りる相手もいません。団信の否決は、売買契約を済ませた家を買えなくなる可能性に直結しました。

第1回で書いたとおり、売買契約には住宅ローン特約が付いていました。ただし、どうしても欲しくて選んだ家です。特約を使って契約を解除する前に、融資を受けられる方法を探すことにしました。

ワイド団信と別の銀行を並行して検討する

日付 出来事
2月27日(木) 三菱UFJ銀行でワイド団信の再審査を開始
3月5日(水) みずほ銀行の団信審査で加入可

三菱UFJ銀行では、一般団信よりも引受条件が緩和されたワイド団信で再審査を始めました。

ただ、結果を待つだけにはしませんでした。並行して、みずほ銀行にも相談しました。三菱UFJ銀行で一般団信が否決された事情を伝え、住宅ローンの本審査より先に、団信だけを審査してもらいました。

この段階で最も重要だったのは、借入金利や付帯サービスの細かな比較ではありません。まず団信に加入でき、住宅ローンの手続きを先へ進められる銀行を確保することでした。

3月5日、みずほ銀行から団信に加入できるという回答がありました。そこで、三菱UFJ銀行のワイド団信審査を途中で打ち切り、みずほ銀行へ切り替えることにしました。

一般団信が一度否決されても、すべての銀行で住宅ローンを利用できなくなるわけではありません。団信の引受判断は保険会社や商品によって異なります。今回も、同じ健康状態を申告したうえで、別の銀行では加入できました。

団信加入可のあとに本審査を受ける

日付 出来事
3月6日(木) みずほ銀行に申込書類が到着し、本審査が開始
3月13日(木) 住宅ローンが正式承認

団信に加入できることが分かっても、住宅ローンが承認されたわけではありません。団信審査と住宅ローン本審査は別です。

3月6日、申込書類がみずほ銀行に到着し、追加資料も提出して本審査が始まりました。そして3月13日、住宅ローンが正式に承認されました。

2月20日に三菱UFJ銀行の事前審査が承認されてから、売買契約、一般団信の否決、ワイド団信の再審査、別の銀行での団信先行審査、本審査と進み、ようやく融資を受けられる状態になりました。

結果として住宅ローン特約を使うことなく、この家の購入を続けられました。

事前審査の承認は、住宅ローン手続きの入口にすぎません。私の場合、本当に問題になったのは、その後の団信でした。そして、一般団信が否決されたとき、同じ銀行のワイド団信だけを待たず、別の銀行でも団信を先に確認したことで手続きを止めずに済みました。

次回は、住宅ローン正式承認後の現地確認、金銭消費貸借契約、決済、所有権移転と抵当権設定、物件の引き渡しから入居までをまとめます。

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