セイロンティー2周目、ミルクとレモンで
ストレートで比べた7産地を、今度はミルクやレモンと合わせて飲み直します。

セイロンティー7産地をひと通り飲み終え、今日から2周目に入ったところで、まだ存在しない紅茶店のイメージ図ができました。バラと水辺と紅茶をいっぺんに楽しめる店です。
さて、セイロンティー1周目は、できるだけ茶葉そのものの違いを確かめるため、すべてストレートで飲みました。2周目は少し条件を変え、相性がよさそうなものにミルクやレモンを加えてみます。
今日は、ウバをミルクティーに、ヌワラエリヤをレモンティーにしました。
そして、ひとつ書き忘れていたことがあります。7産地をひと通り飲み終えたつもりが、感想が6個しかありませんでした。
書き忘れていたディンブラ
ディンブラの感想を書くのをすっかり忘れていました。
というのも、普通だったのです。日本でセイロンティーといえば、最初に思い浮かぶのがこれ。
香りもコクもあり、ほどほどに渋みもあり、バランスが取れています。ストレートでよし、ミルクを入れても負けず、レモンを入れてもまたよし。
産地ごとの違いを覚えるために飲み比べていると、どうしても分かりやすく尖った特徴へ目が向きます。しかし、毎日の一杯として考えるなら、このまとまりのよさも立派な個性です。
ウバにミルクを加える
ストレートで飲んだウバは、口に含んだ瞬間から渋みと香りが鋭く現れる紅茶でした。その力強さならミルクにも負けないだろうと思い、今回はミルクティーにしました。
ミルクを加えると、ストレートで目立っていた渋みの角が取れ、味わいがぐっとまろやかになります。それでもウバの香りは埋もれず、紅茶を飲んでいるという存在感がきちんと残りました。
ストレートでは少し強いと感じた個性が、ミルクと合わせることでちょうどよい強さになります。ウバは、力強さを弱めるのではなく、ミルクで受け止めると魅力が分かりやすい紅茶でした。
ヌワラエリヤにレモンを加える

淡い色が特徴的ですね。
ヌワラエリヤは、ストレートで飲んだときに緑茶を思わせる爽やかさがありました。その軽やかさにはミルクよりレモンが合いそうだと思い、今回はレモンティーにしました。
レモンを加えると、ヌワラエリヤのすっきりとした印象に酸味が重なり、さらに軽快な味わいになります。もともとの繊細さを覆い隠すというより、爽やかな方向へ輪郭をはっきりさせる組み合わせでした。
ただし、レモンを入れすぎると紅茶の香りより酸味が前へ出ます。少しずつ加え、ヌワラエリヤの香りが残るところで止めるのがよさそうです。
飲み方を変えると個性がつながる
ストレートで感じた特徴は、ミルクやレモンを加えると消えてしまうわけではありませんでした。
渋みと香りが強いウバは、ミルクを受け止めても存在感を失いません。軽く爽やかなヌワラエリヤは、レモンを加えるとその方向性がより明確になります。
これまで紅茶はストレートで飲むことが多く、ストレートこそが本当の紅茶の楽しみ方だと考えていました。しかし、セイロンティーを飲み比べてみると、ミルクを加えることで個性が際立つ紅茶が多いことに気づきました。何も加えずに飲むことだけが、茶葉の特徴を知る方法ではないようです。
1周目では産地ごとの差を確かめました。2周目では、その差が飲み方との相性にどうつながるのかを見ていきます。残っている茶葉も、ストレートとは違う組み合わせで試してみるつもりです。