ルイーズ・オディエ
この庭のバラをひとつずつ。最初に紹介するのは、濃いピンクの花を咲かせるルイーズ・オディエです。
「バラの咲く庭」で最初に紹介するのは、ルイーズ・オディエです。

写真は、2026年春に開花したときのものです。4月中旬に咲き始めてから約1か月間、絶え間なく花を咲かせ続けました。
幾重にも重なる濃いピンクの花びら。開き始めの蕾から、丸く大きく開いた花まで、それぞれに違う表情があります。
香りは、ダマスクとティーが半々。癖がなく、万人に好まれやすい、とてもよい香りのバラです。
この写真は、「未完の紅茶店」のトップページやAboutページの背景にも使っています。サイトを開いたときに最初に見えるバラが、このルイーズ・オディエです。
細枝ばかりの苗木から2026年まで
このルイーズ・オディエは、吉本花城園で1,500円くらいで購入しました。届いたのは、細い枝ばかりの小さな苗木。2024年2月に鉢へ植え付けたときは、ここからどれくらい育つのか、まだ想像もつかない姿でした。

ところが、その春にはもう、10輪ほどの花を咲かせてくれました。細い枝にもよく花がつくという、このバラらしさは最初の年から発揮されていたようです。

花が終わると、今度は枝が急に伸び始めました。植え付けたばかりの小さな苗だったとは思えない勢いで、夏には長いもので3mくらいに。春の花だけでなく、その後の生長の速さにも驚かされました。北向きのベランダでこの有様。

翌年は引っ越しで環境が急に変わりました。機嫌を損ねたのか、2025年の開花は6月下旬と遅め。それでも新しい場所に少しずつなじみ、また花を見せてくれました。

そして、冒頭の2026年春の姿に至ります。細枝ばかりだった小さな苗木は、環境の変化を挟みながらも育ち、今ではひと月ほど絶え間なく咲く株になりました。
オベリスクにグルグル巻きにすると咲きにくくなるという情報が散見されますが、真偽は不明。
ほとんど手がかからない
この先も記録すると言ってみたものの、今のところ管理らしい管理はしていません。
少なくともこの庭では病気にならず、虫も11月に芋虫がついた程度だったと思います。普段はカマキリやハチが勝手に捕っていくので、こちらで対処せずに済んでいます。
枝は好き勝手に伸びます。誘引すればつるバラのように仕立てられますが、邪魔なところを刈り込んでも普通に咲きます。太い枝はもちろん、細い枝にもまんべんなく花がつくので、枝の扱いを難しく考えなくてよいバラです。
細かな世話の記録よりも、また咲いたときに、その年の姿を残していくことになりそうです。