サンパチェンス

サンパチェンスで夏を涼しくする

島忠ホームズに行ったら売り出されていたので買ってきた。昨年から気になっていたものではあるが、既にベランダが鉢で一杯だったので断念していたもの。

インパチェンス(アフリカホウセンカ)の仲間を属間交雑したもので、サカタのタネが販売している。環境浄化効果が他の植物より優れていることを売り文句にしている。要は、炭素固定能力が他の植物より高いということらしいが…枯れた後に乾重量を量ってみればわかるかな。成長はかなり早いようではあるが。単純に炭素固定能力だけで判断するならC4植物であるヒマワリとかの方が向いていそうだが、公式サイトで比較対象として載せているものが炭素固定能力の低いものばかりなのでなんとも。

従来のインパチェンスは日陰向きで、夏の強い日差しや乾燥でヘタってしまうという欠点がある。その代わり、半日陰と高温多湿には強く、日当たりの悪いベランダや建物の陰でも育てられる植物として重宝している。ハンギングバスケット向けの植物として使用されることもあるが、ハンギングバスケットは乾燥しやすいので正直どうなんだろうとは思う。草丈が低く色が鮮やかという点では向いているのだが。

サンパチェンスは、夏の強い日差しに弱いという従来のインパチェンスが持っていた最大の欠点を克服している。従来のインパチェンスは日陰の草花というあまり目立たない存在であったが、日当たりの良い場所にも植えることが可能となり、夏から秋にかけての花壇やプランターで今後多く使用されるようになってくるものと思われる。公共施設の花壇やプランターは、相変わらずサルビア、ペチュニア、マリーゴールド等が植えられることが多いが、今後はサンパチェンスが多く見かけられるようになるのではなかろうか。

もっとも、公共施設のプランターってものすごい悪条件で、風通しが悪くて湿気ると思ったら、夕方から西日が当たってカラカラに乾燥してしまったりする。高温多湿+高温乾燥という悪条件下では、ペチュニアは葉や花が腐りやすくてダメ。マリーゴールドやサルビアも同様で、下葉が枯れこんで腐ることが多い。サンパチェンスならこの状況を克服できるものと思われるが果たして…

販売されている苗は9cmポットの非常に小さいものであるが、直径30cmの鉢に1株植えるだけで、鉢全体を埋め尽くすほど大きくなる。残念ながら寄せ植えには使えない。どちらかと言うと庭植え向き。カンナやメランポジウムと一緒に植えて高低差を出すとよさそうだ。


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